10月2日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節名古屋グランパス戦はエウベルとレオ・セアラのゴール、そして徳田誉の2得点により、4対0のスコアで勝利した。次は5日にメルカリスタジアムでのJ1リーグ第33節ガンバ大阪戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)
「一区切りではなく、もうひと踏ん張り」
10月を迎え、J1リーグ戦は12月6日の最終節まで残り2カ月の戦いとなる。首位を走る鹿島は、10月後半には神戸戦(17日)、京都戦(25日)とアウェーゲームを残しているが、その前に5日のG大阪とのホームゲームに臨む。試合前々日の3日には“チケット完売”が発表され、満員予想のメルカリスタジアムでの一戦となるだけに、今節も必勝態勢で戦う。
「(9月の)連戦が終わって一区切りではなく、もうひと踏ん張りするのが次のガンバ戦です。それが終わってから、残りの5試合にもう1回突入していく思いでいます」
2日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのようにG大阪戦からの残りの6試合を見据える。日本代表に選出されたGK早川友基らを中心に、チーム一丸となってG大阪から勝ち点3を手に入れたいところだ。
「やはり一戦必勝の思いで戦っていくことに変わりはありません。この連戦での連勝はもう忘れなければいけないことだし、ガンバ戦に向けてもう1回、自分たちに矢印を向けて戦っていきたい。そういう強い思いがあります」
鬼木監督率いる鹿島が、本拠地の大声援を背にG大阪を迎え撃つ。

