10月1日、鹿島アントラーズのチャヴリッチが練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節名古屋グランパス戦はエウベルとレオ・セアラのゴール、そして徳田誉の2得点により、4対0のスコアで勝利した。次は5日にメルカリスタジアムでのJ1リーグ第33節ガンバ大阪戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのチャヴリッチ(写真◎J.LEAGUE)
「ホームで自分たちの力を発揮できる」
鹿島のセルビア人アタッカーが真価を示している。9月13日の湘南戦でゴールを決め、23日のC大阪戦と27日の名古屋戦ではチームメートの得点をお膳立て。20日の浦和戦も含め、守備でも体を張って相手を食い止めるなど、攻守に存在感を放っている。
「もちろん、勝っているから(チームの)雰囲気がいいというのもあると思いますが、年間を通していい雰囲気で戦えていると思っています。優勝するためには、やはりチームの雰囲気はすごく大事な要素の一つになるので、継続していい状態で戦い続けたいです」
10月1日のトレーニング後に取材に応じたチャヴリッチは、そのようにチームの現状について言及する。念願のリーグタイトル獲得に向けて、チームメートとともにシーズン終盤戦も突っ走っていく。
「次のガンバ戦はすごく難しい試合になるのは分かっています。もちろん、ガンバだけではなくて、どのチームと戦っても全部難しい試合になるのは覚悟の上です。アウェーでも自分たちの強さを見せられていますけれど、特にホームで自分たちの力を発揮できる。(G大阪戦は)難しい試合になるでしょうが、それでもいい結果を求めていきたいです」
鹿島の背番号「77」が、G大阪戦でも果敢にゴールを狙い続ける。

