9月25日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節セレッソ大阪戦は知念慶、レオ・セアラ、松村優太の得点により、3対1のスコアで勝利した。次は27日に豊田スタジアムでのJ1リーグ第32節名古屋グランパス戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)
「アウェーゲームというのは本当にパワーを使うところでもあります」
鹿島が波に乗っている。9月13日の湘南戦、20日の浦和戦に連勝して迎えた23日のC大阪戦でも、PKで相手に先制を許しながらも3点を奪い返して逆転勝利を挙げた。3連勝を果たし、27日に9月最後の名古屋戦に臨む。
「名古屋は今、調子を上げてきているチームです。(名古屋の)やり方が分かっていたとしても、簡単な試合にはならないでしょう。この前の試合(C大阪戦)の前半も、やはりちょっとでも判断が遅いと囲まれたり、ボールを取られたりする場面があったのですが、一方で一つスピード感が出ると(局面を)ひっくり返せると思うので、その(局面での)やり合いのところでしっかりと主導権を取りたいと思います」
25日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように名古屋戦を見据える。この試合では、累積警告によりDFキム・テヒョンとMF知念慶が出場できないが、チームの総力をかけて勝ち点3をつかみ取りにいく。
「正直、アウェーゲームというのは本当にパワーを使うところでもあります。相手(名古屋)も“個の力”のあるチームなので、そこは組織力でカバーしつつ、やはり選手個人でもやってもらわなきゃいけない。(監督として)そういう選手選考をしていかなければいけないと考えています」
鬼木監督率いる鹿島が、勝利を手にするために名古屋とのアウェー戦に挑む。

