8月7日、鹿島アントラーズの小川諒也が練習後に取材に応じた。J1リーグ戦は前節柏レイソル戦に勝利し、3週間の中断期間に行なわれた天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会ラウンド16ではアビスパ福岡に競り勝って準々決勝進出を決めた。次は10日に味の素スタジアムでの第25節FC東京戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの小川諒也(写真◎Getty Images)

「優勝するために戦っています。それに向けても大事な一戦」

 今夏、ベルギーのシントトロイデンから鹿島に加わったレフティーが、新天地で輝きを放っている。8月6日の天皇杯ラウンド16福岡戦では、途中出場してからCKで決勝ゴールをアシスト。その左足から放たれた放物線がチームをベスト8に導いた。好調を維持して迎える次戦は、リーグ第25節FC東京戦だ。

「非常に楽しみです。自分が一緒にプレーしてきた選手もいますし、(対戦が)楽しみだという気持ちと、絶対に負けたくない思いがあります」

 7日のトレーニング後に取材に応じた小川諒也は、そのようにFC東京戦を見据える。かつては“ホームスタジアム”としてプレーした味の素スタジアムに、次はアウェーチームの一員として乗り込む。古巣との一戦を前に、気持ちはたかぶる一方だ。

「自分たちは今シーズン、優勝するために戦っています。それに向けても大事な一戦です。また1位に戻れるように、勢いをつけられるように、大事な一戦になると思っています」

 深紅の背番号「7」を身にまとう小川が、FC東京との一戦に挑む。


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