6月9日、鹿島アントラーズの松村優太が非公開練習後に取材に応じた。5月31日のJ1第19節ガンバ大阪戦に1対0で勝利した後、リーグ戦は2週間の中断期間に入っている。シーズン後半戦を前に、6月11日には県立カシマサッカースタジアムでの天皇杯2回戦ザスパ群馬戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの松村優太(写真◎Getty Images)

「チームを引っ張っていくための声掛けができれば」

 もう一つのタイトルを懸けた戦いが始まる。一発勝負のトーナメント戦で争われる天皇杯が6月11日に2回戦を迎え、鹿島はJ3の群馬と対戦する。大会の初戦となる試合に勝利すべく、鹿島の27番を背負うアタッカーが闘志を燃やす。

「(鹿島が)常に求められている“タイトル”という部分で大事な大会になってきます。チームとして、(J1とJ3という)カテゴリーに関係なく、やはり自分たちにフォーカスし、1点を取った後にも追加点をしっかり狙いながら、リーグ戦につながるような試合ができればと思います」

 9日のトレーニング後に取材に応じた松村優太は、そのように群馬戦を見据える。2016シーズン以来となる同大会での優勝を目指し、まずは初戦突破に全力を注ぐ。

「僕を含めて、なかなかチャンスが限られる選手が出場する可能性もありますし、そういった中で僕も(年齢的に)中堅の選手になってきたので、若い選手が出た場合はチームを引っ張っていくための声掛けができればいいです」

 群馬戦での勝利を目指し、松村が鹿島をけん引する。


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