6月9日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。5月31日のJ1第19節ガンバ大阪戦に1対0で勝利した後、リーグ戦は2週間の中断期間に入っている。シーズン後半戦を前に、6月11日には県立カシマサッカースタジアムでの天皇杯2回戦ザスパ群馬戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)

「タイトルが懸かっている大会」

 今季のJ1リーグ前半戦を首位で折り返した。2016シーズン以来となるリーグタイトル奪還に向けて、6月14日の第20節広島戦から勝負のシーズン後半戦が始まる。その3日前となる11日には天皇杯の戦いも始まり、鹿島は2回戦で群馬と対戦。シーズン後半戦に弾みをつけるためにも、県立カシマサッカースタジアムでしっかり勝ち上がりを決めたい一戦だ。

「(天皇杯は)やはり重要だと思っています。もちろん、(J1リーグの)後半戦につながるという意味でもそうですし、ACL2につながる大会でもありますので。いろいろな意味で、タイトルが懸かっている大会です」

 9日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように天皇杯の重要性を話す。J3で戦う相手との対戦とはいえ、一発勝負の難しさもあるだけに、必勝態勢でホームでの試合に臨む。

「限られたメンバーで戦うことは変わらないので、その中で“誰が出てもアントラーズだ”というようなサッカーをできるようにしたい。そういった話は選手からも聞こえてくることですが、“それが鹿島だ”という話をミーティングの中でも言っているので、その思いで戦っていければいいです」

 鬼木監督率いる鹿島が天皇杯の頂点を目指して群馬との初陣に挑む。


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