5月28日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。25日に日産スタジアムで行なわれたJ1リーグ前節の横浜F・マリノス戦では前半に3失点を喫し、1対3のスコアで敗れた。次は31日にパナソニックスタジアム吹田でのJ1第19節ガンバ大阪戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
「アウェーで勝っていかないと優勝には近づけない」
早くも2025シーズンの前半戦が終わろうとしている。鹿島は5月31日の第19節G大阪戦に勝てば、首位でのシーズン折り返しとなる。前節の横浜FM戦では失点を重ねて8試合ぶりの黒星を喫しただけに、連敗を阻止するためにも次はゴールを重ねて勝ち点3を積み上げたいところだ。
「やはり得点は、いつも勝つために必要なものであり、見ている人に喜んでもらうためのもの。その両方があると思うので、それらをしっかりと求めていきたいです。(G大阪の守備は)かなり強固ですけれど、得点にはこだわりたいです」
28日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのようにG大阪戦への意欲を示す。前節の横浜FM戦に続き、2試合連続でのアウェーゲームとなるが、敵地パナソニックスタジアム吹田でもチーム力を発揮したい。
「前節、アウェーでのF・マリノス戦に勝てなかったので、アウェーで勝っていかないと、もしくは勝ち点をしっかりと取っていかないと、やはり優勝には近づけないと思います。そこが一つ、この鹿島が優勝に向けて乗り越えていかなければいけないところでもあると思うので、そこも意識して戦いたいです」
鬼木監督率いる鹿島が勝利を目指して大阪の地に乗り込む。