5月27日、鹿島アントラーズのキム・テヒョンが非公開練習後に取材に応じた。25日に日産スタジアムで行なわれたJ1リーグ前節の横浜F・マリノス戦では前半に3失点を喫し、1対3のスコアで敗れた。次は31日にパナソニックスタジアム吹田でのJ1第19節ガンバ大阪戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのキム・テヒョン(写真◎Getty Images)
「油断することなく、自分たちの強みを出しながら」
5月3日の第14節町田戦で負傷した関川郁万に代わって途中出場してから、植田直通とともに鹿島の最終ラインを支えている。その守備力の高さを示し、前々節の清水戦までは複数失点を許さず連勝を支えてきた。前節の横浜FM戦は前半に3失点を喫して敗れただけに、31日の次節G大阪戦ではその反省を生かして勝ち点3をつかみ取りたい。
「G大阪は力のあるチームです。ただ、相手のことよりも、自分たちが勝つために何をするのかが大事だと思います。まずは自分たちにフォーカスして、これからまた連勝していけるように頑張っていきたいです」
27日のトレーニング後に取材に応じたキム・テヒョンは、そのようにG大阪戦を見据える。強力な攻撃陣を擁する相手のサッカーを封じ込め、敵地パナソニックスタジアム吹田で勝利を奪いたい一戦だ。
「シーズン前半戦の最後に、みんなで頑張って首位に立っているのはいいことです。だからといって油断することなく、しっかりとG大阪の対策をして、自分たちの強みを出しながら勝利し、後半戦へ向けて連勝していけたらと思います」
韓国出身の大型センターバックが、再び白星を重ねていくために鹿島のゴールを死守する。