5月8日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。6日に行なわれたJ1リーグ前節のアビスパ福岡戦はレオ・セアラがPKによる決勝点を挙げて1対0で勝利した。次は11日に国立競技場でのJ1第16節川崎フロンターレ戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)
「自分たちの戦いを前面に出していかないと意味がない」
リーグ戦5連勝と波に乗る鹿島が、東京・国立競技場での一戦に臨む。対戦相手は、AFCチャンピオンズリーグエリートで準優勝の結果を残した川崎F。“日本サッカーの聖地”とも呼ばれる場所で強豪を破り、この試合でも勝ち点3をつかみ取りたいところだ。
「(川崎Fには)何かが大きく変わったとか、そういうとらえ方はしていませんが、守備に対する考え方、統一性のようなものはあるなという感じはしています」
8日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように川崎Fの印象を話す。鬼木監督自身の古巣でもある相手から勝利を収め、首位をひた走りたい。
「多くの人が来てくださる中で、自分たちの戦いを前面に出していかないと意味がない。やはり、このゲームに関しては順位なんていうものは全く関係ありません。見てくれる人たちに喜んでもらえるようなゲームをしたいし、(中継の)画面を通じてでも熱量が伝わるようなゲームをしたいと思います」
鬼木監督率いる鹿島がリーグ戦6連勝を目指し、国立の地で川崎Fを迎え撃つ。