4月26日、鹿島アントラーズの舩橋佑が練習後に取材に応じた。25日に行なわれたJ1リーグ前節の名古屋グランパス戦は知念慶のゴールで1対0と勝利し、2連勝を飾った。次は29日にアウェーのニッパツ三ツ沢球技場でJ1第13節横浜FC戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの舩橋佑(写真◎J.LEAGUE)
「オニさんから“ゴールを狙え”ってよく言われます」
育成年代から鹿島一筋にキャリアを積んできたボランチが、存在感を放っている。4月25日のJ1リーグ前節名古屋戦でも後半にピッチに入ってパスをさばき続け、チームの攻撃を活性化させた。名古屋戦から中3日の29日に迎える横浜FCとのアウェーゲームでも、いつもと変わらず勝ち点3獲得を目指す。
「スカウティング映像を見て、ある程度、対戦相手がどういうチームなのかは考えますけれど、相手のことより自分たちのサッカーをすることが重要だと思うし、自分が試合に出たときに自分の良さを出して、チームを勝たせられるように少しでも貢献できればいいなと思っています」
26日のトレーニング後に取材に応じた舩橋佑は、そのように横浜FC戦に向けた思いを話す。キャプテンの柴崎岳を筆頭に、三竿健斗、知念慶、樋口雄太、下田栄佑といった実力者がそろうボランチのポジションで、これからも切磋琢磨しながらチームの勝利を追い求める。
「オニさん(鬼木達監督)から“ゴールを狙え”“点を取ることがサッカーだ”って、よく言われます。ボランチだけじゃなくどのポジションもそうですけれど、特に自分はゴールを奪えるボランチがいいボランチだと思っているので、それはより意識して今後もやっていきたいです」
今季から鹿島の20番を背負う生え抜きの司令塔が、横浜の地でも白星を目指す。