4月22日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。20日に行なわれたJ1リーグ前節のファジアーノ岡山戦ではチャヴリッチとターレス・ブレーネルのゴールで2対1と逆転勝利を収めた。次は25日にホームの県立カシマサッカースタジアムでJ1第12節名古屋グランパス戦を戦う。
上写真＝取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督（写真◎J.LEAGUE）
名古屋を警戒。「前線の選手には個の力がある」
鹿島が息を吹き返した。4月2日のJ1第8節広島戦に敗れてから公式戦4連敗と苦戦を強いられていたが、20日の第11節で岡山に逆転勝ちし、勝ち点3を積み上げた。4月も下旬を迎え、Jリーグはゴールデンウィークの連戦に入る中、次節は25日の金曜日に名古屋とのナイトゲームを迎える。
「（名古屋の）前線の選手には、やはり個の力がありますし、中盤の選手も含めて、ミドルシュートなど一振りで得点する力を持っている選手たちが多くいますので、そういうところは自分たちがしっかりと気を付けなければいけないところです」
22日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように名古屋戦に向けて意気込みを話す。6日の京都戦以来、およそ3週間ぶりとなるホームゲームに勝利し、リーグ戦2連勝を飾りたいところだ。
「（前節岡山戦は）自分たちからアグレッシブに行くことによって、攻守にある程度、主導権を取ったところもあると思いますので、そこはチームとして成長したところかなと。（名古屋戦の勝負のポイントは）やはり相手よりも自分たちの力を出すことと、あとは相手のストロングポイントをしっかりと消すことです」
復調した鹿島が名古屋との一戦に挑む。
