4月7日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。前日の6日に行なわれたリーグ戦前節は京都サンガF.C.に4失点を喫し、2シーズンぶりにホームで敗れた。次は9日に維新みらいふスタジアムでのYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦レノファ山口FC戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
山口の印象。「ハードワーク、セットプレーなどをしっかりやるチーム」
リーグ戦では2連敗を喫した。3月29日の第7節で昨季王者の神戸を破ったが、それから中3日で迎えたアウェー広島戦(4月2日)に敗れると、さらに中3日でのホーム京都戦では後半に4失点を喫して3対4のスコアで試合を終えた。実に27試合無敗を誇っていたホームゲームを落とし、リーグ戦2連敗。それでも息つく間もなく、次は中2日の9日にアウェーでのルヴァンカップ山口戦を迎える。
「(山口は)ハードワークをしたり、セットプレーなどいろいろとやるべきことをしっかりやるチームだという印象があります」
7日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように山口の印象を話す。前週に続き、再び週の半ばに迎える中国地方でのアウェーゲームとなるが、J2で戦う相手を破って次のラウンドへの進出を果たしたいところだ。
「昨日のゲーム(京都戦)も総力戦だという話をしましたが、次のゲーム(山口戦)もそうなります。ここから(12日のC大阪戦を含めた)あと2戦は絶対にそうなっていくので、みんなの悔しい思いとか、そういうものをしっかりとぶつけて戦っていきたい思いがあります」
鬼木監督率いる鹿島が山口の地で勝利を狙う。