3月29日(土)に東京・味の素スタジアムで45回目の多摩川クラシコ『FC東京対川崎フロンターレ』が行われる(J1第7節/17時開始)。事前に開催された記者会見にはともにドイツのクラブから今季、チームに加入した佐藤恵允(FC東京)と伊藤達哉(川崎F)が出席。勝利への意欲を示し、熱い試合になることを約束した。

上写真=3月26日の記者会見で必勝を誓った佐藤恵允と伊藤達哉(写真提供◎FC東京)

橋本拳人vs大島僚太! 中盤の攻防も見逃せない!

 ドイツのヴェルダー・ブレーメンⅡからFC東京に加入した佐藤恵允が自らのドリブルで「ぶち切ってゴールにつなげたい」と語れば、マクデブルクから川崎フロンターレに加わった伊藤達哉は「この試合から7連戦が始まり、サウジアラビアでのACLEもある。まずはFC東京とのダービーを制して、勢いをつけたい」と意気込んだ。

 昨季の対戦では川崎Fがいずれも3−0で勝利。FC東京は完敗に終わっているが、佐藤は「今年は自分が活躍して3−0で勝ってやろうと思っています」と力強く話し、「ハットトリックを決めたい」と語った。対する伊藤は「今季、うちは複数失点していない」とサラリと受け流し、早くも火花を散らしていた。

 互いのプレーを褒めつつも勝利は譲れないと強い思いを示した2人はチームのキーマンとして佐藤はボランチの橋本拳人、伊藤もボランチの大島僚太の名を挙げた。中盤の主導権争いも今回の見どころの一つになりそうだ。

 ホームのFC東京は現在、12位。2勝1分け3敗と負けが先行する状況だ。とはいえ、この1戦に勝てば6位に順位を上げる可能性もある。対する川崎Fは試合数が1試合少ないながらも8位。ライバルを下せば、5位以内にジャンプアップする可能性がある。何より伊藤が言うように、ACLEを控えており、勝って弾みをつけたいところ。

 今季最初の多摩川クラシコは29日(土)17時、味の素スタジアムでキックオフされる。FC東京がホームで昨季の雪辱を果たすか、それとも川崎Fがその思いを打ち砕いてみせるか。注目だ!


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