2月27日、鹿島アントラーズの濃野公人が非公開練習後に取材に応じた。前日の26日にはホームでアルビレックス新潟とのナイトゲームを戦い、2対1で勝利を収めた。次は前節から中2日の3月1日にカシマサッカースタジアムでJ1第4節FC東京戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズの右サイドバックを務める濃野公人(写真◎J.LEAGUE)
「2連勝できたからよかったと思っている選手は誰一人としていない」
今季から背番号を「22」に変更したサイドバックが、鹿島の攻撃に厚みをもたらしている。右サイドからクロスやパスを供給して得点チャンスを演出するだけでなく、自身もゴールを狙うために推進力を示している。今季は3試合を終えてまだ得点を挙げられていないが、3月1日の次節FC東京戦では訪れたチャンスを物にしたいところだ。
「個人的には(得点やアシストという)結果をまだ取れていないので、それを取れるように頑張っていきたいです」
2月27日のトレーニング後に取材に応じた濃野公人は、そのように勝利と得点への意欲を燃やす。昨季はルーキーイヤーながらリーグ戦で9ゴールを決めて、「Jリーグベストイレブン」に選ばれた。その攻撃力を今季も発揮し、鹿島の勝利に貢献していきたい。
「オニさん(鬼木達監督)も“この1番最後も勝つことが大事”という話をしていたし、決して2連勝できたからよかったと思っている選手は誰一人としていないので、この3つ目の試合も必ず勝ちにいきます」
鹿島の攻撃的サイドバックが、FC東京戦でその真価を示す。