12月7日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節のセレッソ大阪戦で2-0の勝利を収め、3試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。次は8日に県立カシマサッカースタジアムで第38節(最終節)FC町田ゼルビア戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中後雅喜監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「それが我々にできる今シーズン最後の恩返しだと思っています」

 2024シーズンも最終節を迎える。前節終了時点で5位の鹿島は、3位の町田と対戦。勝ち点3を積み上げれば4位に浮上してシーズンを終える可能性もあるだけに、最後にホームで白星をつかみ取りたいところだ。

「(町田は)ゴールに迫るプレーが非常に多くあるチームです。サッカーで求められるベースのところが非常にあるチームだと思いますし、我々もそこをベースに戦っているチームなので、そういうところでしっかりと戦いたいです」

 試合前日の7日にオンライン取材に応じた中後雅喜監督は、そのように町田の印象を話す。今季はリーグ第3節(0-1)とルヴァンカップ3回戦(0-2)で対戦し、いずれも完封負けを喫しただけに、そのリベンジを果たすためにも町田からシーズン初勝利を挙げたい。

「(鹿島のサポーターには)1年間、熱い声援をいただいて、選手たちも後押しされてプレーできました。ただ、ここ数試合は(ホームで)喜びを与えられていないので、最後は得点を奪って、しっかりと勝って終われるように戦いたい。それが我々にできる今シーズン最後の恩返しだと思っています」

 中後監督率いる鹿島が、2024シーズンを勝利で締めくくるべく、カシマスタジアムで町田を迎え撃つ。


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