10月18日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはランコ・ポポヴィッチ前監督体制の最終戦となったJ1リーグ前節アルビレックス新潟戦に快勝し、リーグ戦7試合ぶりの勝利をつかんだ。次は19日に県立カシマサッカースタジアムでの第34節アビスパ福岡戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中後雅喜監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「一番は、勝つためにやっている」

 前節の新潟戦では攻守にチームが躍動し、敵地で4-0の快勝を収めた。ランコ・ポポヴィッチ前監督は3バックシステムを用いて、不調に陥っていたチームにリーグ戦7試合ぶりの勝利をもたらしたものの、その試合翌日に契約解除が発表された。後任は、前体制でコーチを務めていた中後雅喜氏。ポポヴィッチ前監督からのバトンを受け、リーグ戦2連勝を懸けて10月19日のホーム福岡戦に臨む。

「福岡は非常にオーガナイズされていて、強さと堅さがあるチームだと思います。そういう相手に対して、自分たちがしっかりとプレーすることが非常に大事になってきます」

 試合前日の18日にオンライン取材に応じた中後監督は、そのように福岡の印象を話す。今季無敗のホームで新体制での初陣を勝利で飾り、上位陣に迫っていきたいところだ。

「(福岡戦に向けたトレーニングの)期間のなかで、自分たちがやるべきことを徹底させてきたので、そういうところを表現し、それがどういう形になるのかは試合を見ていただければ分かると思います。一番は勝つためにやっているので、そこは徹底させて、そのためにクラブが大事にしていることを当たり前にやって、徹底して、チーム一体となって戦うところが明日(19日)、出せればいいですし、絶対に出せると僕は信じています」

 中後監督率いる鹿島が、本拠地カシマスタジアムで福岡との一戦に挑む。


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