9月19日、鹿島アントラーズの植田直通が練習後のオンライン取材に応じた。チームは3週間ぶりの公式戦となった14日のJ1リーグ前節サンフレッチェ広島戦に引き分けた。次は21日に県立カシマサッカースタジアムでのJ1リーグ第31節柏レイソル戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう植田直通(写真◎KASHIMA ANTLERS)

前節広島戦での課題。「決め切る力をもっと上げていければ」

 リーグ戦では8月7日の鳥栖戦を最後に白星から遠ざかっている。前節では首位の広島を相手に接戦を演じたものの、勝ち越しゴールを奪うことはできず、ホームで勝ち点1獲得にとどまった。前節広島戦に続き2試合連続でのホームゲームとなる9月21日の柏戦は、上位チームに迫るためにもリーグ戦5試合ぶりの勝利を狙う。

「相手もうちも死に物狂いで戦うのはもちろんのことですし、自分たちにとってはタイトルを取ることに向けて、これから全勝していくことが大事です。一つも負けは許されないという強い気持ちで戦っていくことが絶対に必要だと思うので、そういった面も明後日(21日)の試合で見せていければと思います」

 19日にオンライン取材に応じた植田直通は、そのように柏戦を見据える。守備の要として相手の攻撃を食い止めつつ、打点の高さを生かしたヘディングでゴールを奪いたいところだ。

「(前節広島戦は)自分たちが先制し、その後に2-0、3-0のスコアにできる展開でもあったと思いますが、(追加点を取れなかったことが)のちのち響いて引き分けに終わってしまったので、自分たちが仕留められるときに仕留める力はやはり必要だと思いました。自分自身もシュートを外してしまった場面があったので、決め切る力をもっと上げていければと思います」

 深紅の背番号「55」が、勝ち点「3」獲得に向けて闘志を燃やす。


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