8月9日、鹿島アントラーズの早川友基が練習後のオンライン取材に応じた。チームはおよそ2週間半の中断期間を経て7日に行なわれたJ1リーグ前節でサガン鳥栖に快勝し、2位に浮上した。次は11日にエコパスタジアムでの第26節ジュビロ磐田戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう早川友基(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「どんな状況であれ、積み上げてきたことを出す」
8月7日に行なわれた前節の鳥栖戦では、待望の完封勝利を収めた。リーグ戦では横浜FM戦(1-4)、FC東京戦(2-1)と失点が続き、フレンドリーマッチのブライトン(イングランド)戦でも5失点を喫したが、鳥栖戦では攻守に安定した戦いを見せて3-0で勝利。リーグ再開後の初戦を白星で飾った。それから中3日の11日には、敵地での磐田戦が控えている。
「相手に出場停止の選手がいて、それによりやることが変わるところもあると思います。ただ、そこに警戒しつつも、やはりどんな状況であれ、(鹿島は)積み上げてきたことを出すことが自分たちのサッカーでは重要になると思うので、そこをしっかりと表現したいです」
9日にオンライン取材に応じた早川友基は、そのように磐田戦を見据える。チームの守護神としても2試合連続完封を狙う一戦。再び強固な守備を見せてチームを勝利に導きたいところだ。
「一戦一戦、目の前の試合に勝っていくことがその先につながっていくことだと思います。自分たちがしっかり集中して、その試合に勝ち切るために何ができるのかが重要になるので、まずは全員で持っている力をしっかりと発揮して、勝利につなげたいです」
鹿島の背番号「1」が、真夏のエコパスタジアムでもゴールを死守する。