8月6日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは7月20日に行なわれたJ1リーグ前節でFC東京に勝利し、3位に浮上した。次は8月7日に茨城県立カシマサッカースタジアムでの第25節サガン鳥栖戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鳥栖の印象。「非常に力を持ったチーム」

 およそ2週間半ぶりにリーグ戦が再開される。7月20日の前節ではFC東京に2-1で勝利し、中断期間に開催されたブライトンとのフレンドリーマッチでは1-5で敗れたものの、イングランド・プレミアリーグで戦うチームとの貴重な対戦経験を得た。それからリーグ戦に向けて再び調整を進め、今節の鳥栖戦(8月7日)を迎える。

「鳥栖は、やはり今も非常にいいチームだという印象を持っています。やるべきことがしっかりと整理されていますし、どの試合を見ても内容が明らかに劣っている試合はありません。非常に力を持ったチームだと認識しています」

 試合前日の6日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように鳥栖の印象を話す。首位の町田や2位のG大阪といった上位陣を追走するためにも、ホームのカシマスタジアムで勝ち点3を手にしたいところだ。

「前回対戦の前にも話したことですが、やはりスタイルを持ったチームに対しては、相手のやりたいことをやらせずに自分たちのスタイルを貫けるかどうかが大事になりますし、この試合もそれは同じだと考えています。自分たちのサッカーをやり切った方が最後に勝者になっていることでしょう」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、再び勝利を重ねていくためにまずは鳥栖を迎え撃つ。


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