7月18日、鹿島アントラーズの三竿健斗が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節の横浜F・マリノス戦に敗れ、首位と勝ち点差「8」の4位に後退。次は20日に茨城県立カシマサッカースタジアムでのJ1リーグ第24節FC東京戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「良い雰囲気をつくっていきたい」

 2022シーズンまで鹿島をけん引してきたボランチが、ポルトガル(CDサンタ・クララ)、ベルギー(OHルーヴェン)での戦いを経て1年半ぶりに復帰した。7月15日、三竿健斗の完全移籍加入が発表され、早ければ20日のJ1リーグ第24節FC東京戦から試合出場が可能となる。海外移籍前に着用した背番号「6」を再び身につけ、鹿島の一員として頂点を目指す。

「ヨーロッパで続けるのか、鹿島に戻るのかということをずっと考えながら、悩んだりもしました。(鹿島が)自分のことをすごく必要としてくれていて、今の自分にとっても鹿島に帰ってプレーすることが成長し続けるために必要だという結論に至り、自分を必要としてくれているクラブのためにプレーしたい気持ちも強くなって決断しました」

 18日にオンライン取材に応じた三竿は、そのように鹿島復帰の思いを明かす。鹿島は前節、横浜FMに1-4と大敗しているだけに、FC東京戦ではホームで連敗を阻止したいところだ。

「自分の特長であるボールを奪うところは、もちろんピッチで出したいです。また、練習ではすごく静かだという印象を持ったので、練習から周りにたくさん声をかけて、みんなの特長をピッチで出せるように良い雰囲気をつくっていきたい。プレーだけではなくて、そういう部分でもチームを引き上げられるようになりたいです」

 帰ってきた三竿が、鹿島に勝利をもたらすためにカシマスタジアムのピッチを駆けめぐる。


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