1月28日、鹿島アントラーズの早川友基がオンライン取材に応じた。チームは23日にキャンプ地の宮崎に入り、新シーズンの開幕に向けて24日からひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でトレーニングを行なっている。27日にはJ3の宮崎とトレーニングマッチを実施した。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう早川友基(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「どんどん(人が)湧き出ていくようなサッカー」

 宮崎でのトレーニングは5日目を終えた。4日目となった1月27日には宮崎(J3)とのトレーニングマッチ(45分×2本、30分×1本)を実施し、新外国籍MFギリェルメ・パレジと2種登録のFW徳田誉のゴールにより2-1で勝利を収めた。GK早川友基は今季初の対外試合も含め、ここまでのキャンプでの取り組みを次のように話す。

「チームとしての戦術だったり、攻守のバランスなどを監督から提示され、自分たち選手はその提示された中でプラスアルファ、自分たちの持っているものをしっかり出せるように取り組んでいます」

 この後も宮崎キャンプ中に徳島(1月30日)、甲府(2月2日)とのトレーニングマッチを控えているだけに、実戦をこなしながらチーム状態を向上させていきたいところだ。確実にチームの成長を実感しながら、開幕に向けて準備を進めていく。

「(チームとして)特に、攻めの中でワンタッチ、ツータッチの速いテンポでボールを動かして、どんどん(人が)湧き出ていくようなサッカーをやれていると思います。そこは昨日(27日)みたいに試合を重ねながら良くなるところもあるし、また練習から合わせていかなければいけないなと。これを引き続きやっていきたいと思っています」

 新たに鹿島の背番号「1」を背負う守護神が、宮崎の地でチームと自身のさらなる進化を目指す。


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