11月10日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。カシマスタジアムでの前節浦和レッズ戦は、激しい攻防の末にスコアレスドローに終わった。次は11日に再びホームでJ1リーグ第32節柏レイソル戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「レイソルは元々、非常にソリッドなチーム」

 数的不利な状況でも完封勝ちを収めた9月16日のC大阪戦から2カ月がたとうとしている。その間、横浜FM、神戸といった上位陣との対決に敗れ、前節はホームで浦和とスコアレスドロー。そのC大阪戦を最後に、およそ2ヶ月もの間、白星に見放されている。

 今季も残り3試合。そのうちホームゲームは2試合を残しているが、まずは今節の柏戦で勝ち点3を得たいところだ。

「レイソルは元々、非常にソリッドなチームです。特にこの終盤戦にかけては奪ってからのショートカウンターというところに、非常に力を入れて勝負してきていると思います。その強みをいかに出させないかというところも大事になるでしょう」

 11月10日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように柏の印象を話す。柏戦はカシマスタジアムに詰めかけるファン・サポーターへ歓喜を届けたい一戦になる。

「サポーターの皆さんの声と、選手たちの踏ん張りがすごく一体感を生んで、カシマスタジアムでの粘り強さ、勝負強さにつながったと思っています。選手たちがよく戦い、それをサポーターの皆さんに支えていただいたシーズンだったので、最後に少しでも形として結実させて、シーズンを終わらせたい」

 岩政監督率いる鹿島が、柏撃破に挑む。


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