8月11日、鹿島アントラーズの樋口雄太が練習後のオンライン取材に応じた。3週間の中断期間を経て開催されたJ1リーグ第22節北海道コンサドーレ札幌戦では攻守に安定した戦いを披露して快勝。5位に浮上し、次は13日に第23節名古屋グランパス戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう樋口雄太(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「サポーターの力も借りながら、みんなで戦っていければ」

 前節札幌戦では、樋口雄太が大車輪の働きぶりを見せた。キックオフ直後に先制ゴールを挙げると、その後はCKの場面で正確無比なキックから2得点をお膳立て。チームが挙げた全3ゴールに絡んだだけでなく、守備面でも精力的にボールを追いかけ回し、完封勝利の立役者となった。ホームで勝ち点3を獲得して順位を5位に浮上させ、8月13日の次節は3位名古屋とのアウェーゲームを戦う。

「名古屋に関しては、国立競技場で僕たちに負けているので、(今節は)すごく気持ちを出してくるんじゃないかと思っています。(鹿島は)それに負けないように準備をしたいです」

 11日にオンライン取材に応じた樋口は、そのように名古屋戦へ闘志を燃やす。勝ち点「6」差で追う名古屋との一戦は、勝てばその差が「3」に縮まり、一方で負けると「9」差となってしまう大一番。 “6ポイントゲーム”を制して、さらなる上位へとまい進していきたいところだ。

「この試合は、アウェーですけれど必ず勝たなければいけない。みんなもそう思っているはずです。今の勢いのまま臨めたらいいですし、アウェー戦なのでよりパワーが必要になってくると思うので、サポーターの力も借りながら、みんなで戦っていければと思っています」

 攻守に輝きを放つ深紅の背番号「14」が、アウェーの地・豊田スタジアムでの名古屋撃破に挑む。


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