上写真=浦和から期限付きで柏に移籍することになった犬飼智也(写真◎J .LEAGUE)
試合に出て感覚を取り戻したい
浦和からDFの犬飼智也が期限付きで柏に加入することになった。正式契約はメディカルチェック後になるが、ディフェンスの立て直しが急務とされるチームにとって経験豊富なCBに加入はプラスだろう。
「浦和から期限付き移籍をしてきました、犬飼智也です。チームを1つでも上の順位に上げられるよう、責任、覚悟を持って自分のできることを柏のためにすべて捧げます。一緒に戦いましょう」
本人が柏の公式HPで発信したコメントに、その決意がにじむ。また『古巣』となった浦和のファン・サポーターにもコメントを寄せている。
「柏レイソルに期限付き移籍することにしました。試合に出れず、自分のコンディションを上げきれない中でオファーをいただき、試合に出て感覚を取り戻したい。レベルアップしたいと思い決断させていただきました。浦和レッズの素晴らしいファン・サポーター、スタッフ、チームメートが1つでも多くのタイトルを取れることを祈っています」
リーグ屈指のCBコンビ、ショルツ&ホイブラーテンがスタメンを張る中で、犬飼は今季はリーグ戦で出場機会を得られていなかった。心機一転、シーズン後半戦は柏の一員として自身の力を証明する。
◎犬飼智也(いぬかい・ともや)
・ポジション:DF
・背番号:13
・身長/体重:182cm/77kg
・生年月日:1993年5月12日(30歳)
・出身地:静岡県
・経歴:東源台FC→清水ジュニアユース→清水ユース→清水→松本→清水→鹿島→浦和