上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「今、お互いにいい流れにある」
鹿島が強さを取り戻し、シーズン後半戦の戦いに向かう。一時はリーグ戦での連敗など不調の時期もあったが、復調すると堅守を示して4月23日のリーグ戦第9節新潟戦から無敗を継続。直近では、6月18日に行なわれたルヴァンカップグループステージ最終節でも新潟を破り、プライムステージ(決勝トーナメント)へと駒を進めた。リーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップと3つのタイトル獲得を目指すなか、リーグ後半戦の初戦となる第18節G大阪戦でも勝利を狙う。
「(G大阪は)今シーズンから監督が代わって、やり方が変わって、監督が求めているサッカーが今、浸透しつつあると思います。ホームで対戦したときとはメンバーも違いますし、今は勝ち数もだいぶ積み上げてきている。今、お互いにいい流れにあると思うので、しっかり戦えればと思います」
22日にオンライン取材に応じた土居聖真は、そのようにG大阪の印象を話す。ホームでの前回対戦(第10節)では途中出場ながら2ゴールを決め、4-0の快勝劇の立役者となった。24日に開催される敵地パナソニックスタジアム吹田での一戦でも、チームを勢いづける活躍ぶりを見せたいところだ。
「これからはリーグ戦もカップ戦も1試合ずつ、落とせない試合がずっと続いていくと思います。直近でいえば、ルヴァンカップ(6月18日の新潟戦)もそうでした。それをチームとして総力戦で、歯を食いしばって戦えているところはあるので、後半戦もまたみんなで手をつなぎ合い、歯を食いしばって、1勝に向けて頑張って戦っていきたいです」
背中に「8」の数字を刻む鹿島のバンディエラが、公式戦4連勝へとチームを牽引する。