上写真=5月13日、オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの岩政大樹監督(写真◎Getty Images)
名古屋を警戒。「倒すのが非常に難しい相手」
鹿島が底力を見せている。リーグ戦4連敗の苦境から、J1第9節新潟戦以降で4連勝を果たし、上位へと駆け上がってきた。第10節G大阪戦から中3日の3連戦でも手堅く勝ち点3をつかみ、完封試合を続けている。第8節神戸戦ではホームで5失点を喫するなど一時は不調に陥ったが、息を吹き返した鹿島が5月14日の次節は2011年以来12年ぶりとなる国立競技場でのホームゲームに臨む。相手は前節終了時点で3位につける名古屋だ。
「(名古屋は)まさに“長谷川健太監督のチーム”だなと思いますし、倒すのが非常に難しい相手だなと思います」
13日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように名古屋の印象を話した。1993年のJリーグ開幕から30周年の「記念スペシャルマッチ」として開催される一戦で、上位チームから勝利を挙げ、国立競技場で5連勝を成し遂げたいところだ。
「直近の試合が最も大事だというのは、いつも変わりません。ただ、昨日(12日)の多摩川クラシコも非常にいい雰囲気のなかで、いい試合が行なわれました。(国立競技場では)またいつもと違う空気感になるところはあると思います。そういうなかで結果もそうですし、自分たちが今、取り組んでいることから結果が出始めているところの絵を、見ていてくださる方々にしっかりお見せしたいなと思いますし、そういう試合になればいいなと思っています」
岩政監督率いる鹿島が、日本サッカーの聖地で名古屋を迎え撃つ。