2023年5月12日、国立競技場で『Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ』が開催される(19時30分開始)。カードは多摩川クラシコ、『FC東京vs川崎フロンターレ』だ。プロになって初めての多摩川クラシコに臨む、青赤の左サイドバック、バングーナガンデ佳史扶に話を聞いた。

常に危機感があります

画像: FC東京の欠かせない存在になるために、さらなる成長を誓う(写真◎J.LEAGUE)

FC東京の欠かせない存在になるために、さらなる成長を誓う(写真◎J.LEAGUE)

ーー代表に定着していくにはどんなことが重要になると思いますか。

佳史扶 今回の活動で、まずシンプルにプレースピードが足りないと感じました。パスや判断、一瞬の動きだしの速さのことです。強度にしても、これまでは自分の武器だと思ってきましたけど、コロンビアと対戦してA代表ではそれがスタンダードぐらいのレベルなんだとわかりました。全てにおいて2ランクくらい上げないと、とても世界で活躍できないなと。そういう部分をしっかり高めること。そしてクラブで結果を出さないと代表でプレーできないと思っています。

ーーFC東京でサイドバックとしてレギュラーをつかめば代表につながると以前から話していました。クラブでのプレーがますます大事になってきますね。

佳史扶 自分が目指しているのは、それこそ今まで自分が見てきたFC東京のサイドバック像を作ってきた選手たちです。(長友)佑都さん、(太田)宏介さん、室屋成くん、(小川)諒也くんみたいな選手になることです。自分も「東京のサイドバックと言ったら佳史扶だよね」と言われるような絶対的な存在になりたい。それはずっと思っていることなので。そういう存在になれば、おのずと代表でもプレーできると思います。

ーー昨年は17試合でプレーして1ゴール2アシストという成績でした。個人としてはこの数字を超えるのは目標になりますか。

佳史扶 数字については口外していないのですが、結果にはこだわっています。まだ1ゴールもできてないのが現実なので、正直悔しい思いでいます。やっぱり結果を出してこそ評価されるのがこの世界だと思います。結果を出せない選手が試合に出るべきではないと僕自身も思っているので。だから常に危機感がありますし、先発できたとしても何もできなければすぐに評価が覆るものです。東京には突出した武器を持っている選手がたくさんいるので、結果を出し続けなければいけないという気持ちがずっとあるんです。

ーー佳史扶選手も突出した武器を磨くべく色々と取り組んでいると聞きました。オフには筋力アップに努め、キックも磨いているそうですね。

佳史扶 昨年11月のUー21代表の欧州遠征でスペイン、ポルトガルと対戦したときに、自分は「まだまだだ」と痛感しました。あのときに自分のサッカー人生でも一番と言えるくらいの刺激をもらいました。だからオフシーズンはそこを基準にトレーニングして、結果としてA代表にも選ばれました。でも今回の代表活動では日本代表の選手に対しても、相手のコロンビアにも、まだまだ上がいたという感覚があったんです。

ーーどういう部分で?

佳史扶 オフに筋トレをやって、ゴツくなりすぎたかなと自分では思っていたんですけど、実際は全然、足りていなかった。自分は細かったくらいで、もっと強くならないといけないと感じました。
 キックについても、今回代表招集された時に「プレースキッカーで考えている」と言われて、びっくりしたのもありましたけど、その点も評価してもらえているなら思いっきりやろうと思って「やれます」と言いました。実際に蹴る機会は限られましたけど、もっと精度を高めないといけないと思いました。

ーーキックについてはどんな取り組みを?

佳史扶 正直、昨シーズンまではキックを武器に、とはあまり考えていなかったんです。でも今シーズンからはユキさん(佐藤由紀彦コーチ)と「そこを武器にしよう」という話をしていて、まだまだ本当に足りないんですけど、取り組んでいます。代表もそうですし、東京でもそうですけど、一つのことだけじゃなくて色々できる選手がやっぱり評価されます。自分もそういう選手になりたいと思っていますし、そこは積極的にトライしていきたい。

ーーそれを継続することが「FC東京のサイドバックといえばバングーナガンデ佳史扶」という未来に繋がっていくと。

佳史扶 チームを助けて、勝たせられる選手、絶対的な存在になるためにも色々できるのは必要なことだと思いますから。

5月12日、国立競技場はイベントも盛りだくさん! 情報は下記から!!


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