上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
対戦相手の新潟。「どのチームが戦っても、非常に手強い相手」
勝利どころか、引き分けの結果すら得られない戦いが続いている。4月15日のJ1第8節神戸戦で5失点を喫し、リーグ戦では4連敗。それから中3日で行なわれたルヴァンカップの福岡戦では、試合終了間際に相手に決勝点を許し、1-2で敗れた。出口の見えないトンネルをさまよう中、次は23日にアウェーでのJ1第9節新潟戦に臨む。
「前回(ルヴァンカップ第2節)のときにも言ったかもしれませんが、(新潟は)比較的長い期間、スタイルを構築して、その自信を持ってJ1でぶつけているクラブだなと思います。どのチームが戦っても、非常に手強い相手です」
22日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように新潟の印象を話す。3月26日にはルヴァンカップでも対戦しているだけに、およそ1カ月ぶりとなるデンカビッグスワンスタジアムでの一戦で光を見いだす結果を手にしたいところだ。
「(最近の鹿島の)ゲームを細かく分析していけば、自分たちでやろうとしていることが出てきている場面もあります。それが、少し状況が変わったり、相手のプレッシャーが変わったり、試合の展開が変わったりしたところで出せなくなったりしていることは当然、課題としてありますが、それに挑み続ける部分と、目の前のその試合を取りにいく部分と、少し目線をそろえながら戦わなければいけません。そして、まずは1勝することが、おそらく今の課題を一番早く解決してくれることになると思いますので、(新潟戦は)それを目指す試合にもなります」
勝ち点3獲得を目指す鹿島が、再び新潟の地に乗り込む。