4月7日、鹿島アントラーズの知念慶が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節はホームでサンフレッチェ広島に逆転負けを喫したが、5日のルヴァンカップグループステージ第3節アビスパ福岡戦で勝利を挙げた。次は9日のJ1第7節柏レイソル戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう知念慶(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「柏のスタジアムでJ1初ゴールを決めた思い出があります」
J1リーグ前節の広島戦で知念慶は、カシマスタジアムに詰めかけたファン・サポーターに向かって雄叫びを上げた。樋口雄太のFKからヘディングシュートを決め、ホームで久々の勝利をつかむための先制ゴールを奪った。しかし、それから逆転され、第2節川崎F戦と同様に“決勝ゴール”とはならなかった。その後、チームは5日のルヴァンカップ福岡戦で公式戦6試合ぶりの白星を手にし、週末の9日には敵地でのJ1第7節柏戦に向かう。
「(ルヴァンカップ福岡戦で)ホームで勝てたことは、少なからずチームの自信につながったと思うので、あの勝利を無駄にしないように次のリーグ戦でも勝って、もっともっとチームに勢いを与えられるようにしていきたいです」
7日にオンライン取材に応じた知念は、そのようにルヴァンカップ福岡戦での勝利の意味について言葉を紡ぐ。久々の勝利の勢いをそのままに、次の柏戦ではリーグ戦2試合連続ゴールと、そして次こそはチームに勝利をもたらす“決勝ゴール”を狙う。
「柏のスタジアムでJ1初ゴールを決めた思い出があります。そのため、良いイメージを持って試合に入れるでしょう。前節(広島戦で点を)取っている流れを次の試合にもしっかりと生かせるように、いい準備をして、ゴールを狙っていきたいです」
鹿島伝統の背番号「13」を身にまとうストライカーが、勝利を目指してゴールへと突き進む。