3月17日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。前節のアビスパ福岡戦では数的不利になりながらも勝ち点1を手にした。リーグ戦の成績を2勝1分け1敗とし、次節は18日にアウェーの地で前年王者横浜F・マリノスとの大一番を迎える。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「うちには今、非常にパフォーマンス、モチベーションの良い選手がひしめいている」
3月12日に行なわれた前節の福岡戦ではホームで引き分けに終わったものの、リーグ戦で4位につけるなど、今季も上々のスタートを切ったと言えるだろう。特にアウェーでは2戦2勝と好調を維持している。そんななか、18日の今節は勝ち点7で並ぶ“前年王者”横浜FMとの一戦を迎える。
「(横浜FMは)チャンピオンチームですし、強いチームなのは間違いありません。近年、Jリーグを牽引しているチームの一つだと思っています」
17日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように横浜FMの印象を話す。また、出場停止となる佐野海舟の不在を「痛手」と表現しつつも、「うちには今、幸いにも非常にパフォーマンス、あるいはモチベーションの良い選手がひしめいていて、誰を出してもいい状態だと言えます」と選手層の厚さに自信をのぞかせた。
「川崎戦(第2節)もありましたけれど、序盤戦のなかでもこの2強との対戦は自分たちの現在地を測るうえでのビッグマッチです。選手たちとともに強大な敵にぶつかっていきたいと思っています」
岩政監督率いる深紅の戦士たちが、横浜の地でディフェンディングチャンピオンに挑む。