2月11日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームは宮崎キャンプを終え、茨城県鹿嶋市で岩政大樹監督のもとでトレーニングを行なっている。次週に迫ったJ1リーグ開幕戦に向け、12日には水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチに臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
12日に水戸とプレシーズンマッチ。「昨年のリベンジマッチ」
2月18日の京都とのJ1開幕戦が次週に迫っている。1月初旬に今季を始動させた鹿島は、宮崎キャンプを経て、鹿嶋でトレーニングを重ねている。
「ゴール前での守備は、シーズンが始動してからずっといい感覚でできています。ゴール前ではないところの守備については、今週も練習しましたし、チーム全体として(意識が)そろったかなと考えています」
11日にオンライン取材に応じた右サイドバックの常本佳吾は、そのように守備面の手応えをつかんでいる。ここまでJ2勢とのトレーニングマッチを重ね、キャンプ中に行なわれた徳島戦、岡山戦、町田戦では合計スコアで3連敗を喫したが、5日にカシマスタジアムなどで実施された東京Vとのトレーニングマッチでは、合計スコア2-1で勝利を挙げた。12日には同じ茨城県を本拠地とする水戸とのプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2023」(ケーズデンキスタジアム水戸)に臨む。
「リーグ開幕前の最後の試合になるので、必ず勝利して開幕につなげたいと思います。やっぱりいいスタートを切るためにも水戸に勝って、次、京都戦に自信をつけて向かっていきたい。昨年のリベンジマッチにもなりますし、必ず勝って(鹿嶋に)帰ってきたいです」
タイトル奪還を目指す2023シーズンの開幕に向けた最後の準備となる一戦で、背番号32が存在感を示す。