11月7日、Jリーグアウォーズが開催され、2022シーズンに活躍したJ1リーグの選手たちを表彰した。今年は各カテゴリーごとに分散開催され、トップカテゴリーであるJ1の表彰がこの日行われた(J2は11月14日、J3は11月21日に開催)。注目の最優秀選手賞(MVP)は、優勝した横浜F・マリノスの若きDF岩田智輝が受賞。また、ベストイレブンには横浜FMと2位川崎フロンターレからそれぞれ5名が選出された。

上写真=2022シーズンのMVPを受賞した岩田智輝(写真◎J.LEAGUE)

ヤングプレーヤー賞は細谷真大!

 最優秀選手賞(MVP)は、横浜FMの岩田智輝が受賞した。2022シーズンはリーグ戦32試合に出場。CBのほか右サイドバックでもボランチでもチームの勝利に貢献し、その安定したプレーは3年ぶり5度目の戴冠に不可欠なものだった。ちなみにDFのMVP受賞は史上4人目。ペレイラ(V川崎)、中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(浦和)についで、横浜FMの多能のDFが手にした。

 ベストイレブンは下記の通り、優勝した横浜FMから5名、その横浜FMと最後まで優勝を争った川崎フロンターレから5名が受賞。もう一人は、得点王に輝いた清水エスパルスのチアゴ・サンタナも受賞した。また、ヤングプレーヤー賞はパリ五輪世代のFWとしてもプレーする柏レイソルの細谷真大が獲得している。

画像: 2022シーズンのJ1ベストイレブン(写真◎J.LEAGUE)

2022シーズンのJ1ベストイレブン(写真◎J.LEAGUE)

 各賞の受賞者は下記の通り。

■最優秀選手賞
DF 岩田 智輝 (横浜F・マリノス/初受賞)

■ベストイレブン
GK 高丘 陽平(横浜F・マリノス/初受賞)
DF 谷口 彰悟(川崎フロンターレ/4回目)
DF 山根 視来(川崎フロンターレ/3回目)
DF 岩田 智輝(横浜F・マリノス/初受賞)
DF 小池 龍太(横浜F・マリノス/初受賞)
MF 家長 昭博(川崎フロンターレ/4回目)
MF 脇坂 泰斗(川崎フロンターレ/2回目)
MF 水沼 宏太(横浜F・マリノス/初受賞)
FW マルシーニョ(川崎フロンターレ/初受賞)
FW エウベル(横浜F・マリノス/初受賞)
FW チアゴ・サンタナ(清水エスパルス/初受賞)

■得点王
FW チアゴ・サンタナ(清水エスパルス/初受賞)

■ベストヤングプレーヤー賞
FW 細谷 真大(柏レイソル)

■フェアプレー個人賞
該当者なし

■フェアプレー賞高円宮杯
浦和レッズ(初受賞)、清水エスパルス(2回目)

■フェアプレー賞(J1)
ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、名古屋グランパス、セレッソ大阪、湘南ベルマーレ、FC東京
※反則ポイントが少ない順

■優勝監督賞(J1)
ケヴィン・マスカット(横浜 F・マリノス/初受賞)

■優秀監督賞(J1)
ミヒャエル・スキッベ(サンフレッチェ広島/初受賞)

■最優秀主審賞
佐藤 隆治(2回目)

■最優秀副審賞
聳城 巧(初受賞)

■最優秀ゴール賞
川村 拓夢(サンフレッチェ広島/初受賞)
※第28節・2022年9月3日(土)広島vs清水(@Eスタ/90+5分)

■功労選手賞
青木 剛、阿部 勇樹、石原 直樹、大久保 嘉人、角田 誠、小林 祐三、高橋 義希、田中 達也、田中 マルクス闘莉王、田中 佑昌、玉田 圭司、谷澤 達也(9月27日に発表済み)

■功労審判員賞
家本 政明、扇谷 健司、岡野 宇広、小椋 剛、相樂 亨、手塚 洋、東城 穣、中原 美智雄、名木 利幸、間島 宗一、村上 孝治、村上 伸次、山口 博司、吉田 寿光(9月27日に発表済み)

■功労賞(新型コロナウイルス対策連絡会議に参加された専門家)・賀来 満夫(東北医科薬科大学医学部 感染症学教室 特任教授、東北大学 名誉教授・客員教授、東京都 参与)
・三鴨 廣繁(愛知医科大学医学部 臨床感染症学講座 主任教授)
・舘田 一博(東邦大学医学部 医学科 教授)
・高橋 聡 (札幌医科大学医学部 感染制御・臨床検査医学講座 教授)
・遠藤 史郎(東北医科薬科大学病院感染制御部 部長)
・國島 広之(聖マリアンナ医科大学 感染症学講座 主任教授)
・掛屋 弘 (大阪公立大学大学院 医学研究科臨床医科学専攻 教授、医学部医学科 教授)
・大毛 宏喜(広島大学病院 感染症科 教授)
・泉川 公一(長崎大学 副学長)
・井元 清哉(東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター センター長/教授)
・村上 道夫(大阪大学 感染症総合教育研究拠点(CiDER)特任教授)
・加來 浩器(防衛医科大学校 防衛医学研究センター 教授)
※表彰理由:2020シーズン以降、コロナ禍における試合開催、クラブ運営にあたり、新型コロナウイルス対策連絡会議にご参加いただいた専門家の皆さまから、多くの知見やご助言を賜ったことに感謝の意を表し、その功績をたたえ、功労賞として表彰する。


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