上写真=川崎Fは3連覇への望みをつなぐためにも清水戦は負けられない!(写真◎Getty Images)
川崎Fvs清水◎予想:3-0
前節、アディショナルタイムの失点で札幌に敗れた川崎Fは、首位横浜FMとの勝ち点差が8に開き、優勝争いから一歩後退することになった。今週末の清水戦で敗れた場合、同日開催の横浜FMvsG大阪で横浜FMが勝利を収めると、3連覇の夢が潰えてしまう。中盤で攻守に働く橘田健人が出場停止であることも痛いが、Jリーグ史上2チーム目となる偉業達成に向けて、何とか望みをつなぎたいところ。清水が直近3試合に勝ててないこと、さらに『状況』とチームの『マインド』も踏まえれば、本来の攻撃的な川崎Fが見られるのではないか。残留争いの渦中にある相手ではあるものの、2-0だった前回対戦の上をいく3-0というスコアで、川崎Fの勝利と予想する。
京都vs名古屋◎予想:1-1
負ければ残留争いに引きずり込まれかねない京都のこの一戦にかけるモチベーションは高い。前節は上位の鳥栖に対してアウェーでしぶとく勝ち切った。残り4試合となったJ1で京都がホームゲームを戦えるのは、2試合。今回の名古屋戦はその一つであり、サポーターとともに勝利をもぎ取って勝ち点3を積み上げたいところだろう。とはいえ、名古屋との相性は良いとは言えない。5月にリーグ戦で対戦した際は1-1のドローだったものの、ルヴァンカップのプレーオフステージでは2敗を喫している。しかも今回、京都は週中に天皇杯準決勝を戦うため(5日)、中2日で試合に臨む強行軍。難しい試合状況を踏まえれば、再び1ー1のドロー決着となるのではないか。
横浜FMvsG大阪◎予想:3-1
24節で川崎Fに敗れて以降、横浜FMは6戦負けなしだ。前節の名古屋戦も4-0で圧勝を飾っている。その結果、2位川崎Fとの勝ち点差を8に広げ、G大阪戦に勝利を収め、川崎Fが清水と引き分け以下の結果に終われば、2019年以来の優勝をつかみ取る状況になった。今季、横浜FMが苦戦したのは福岡戦や広島戦などハイプレスを仕掛けられたときだが、片野坂監督から松田監督に代わった現在のG大阪は積極果敢な前のめりな守備というよりも、いったんセットして守る傾向が強い。宇佐美貴史の復帰という追い風はあるものの、チーム完成度という点で見れば、横浜FMに分がありそうだ。3-1で横浜FMが勝利をつかむと読む。
◆その他のカードの予想スコア
◇札幌 vs 福岡◎予想:2-0
◇磐田 vs 鹿島◎予想:1-1
◇神戸 vs 広島◎予想:2-1
◇浦和 vs 鳥栖◎予想:2-2
◇FC東京 vs 湘南◎予想:2-1
◇柏 vs C大阪◎予想:1-0
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