9月2日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは岩政監督体制になってからも1勝1分け1敗といまひとつ波に乗れない。次は3日にホーム・カシマスタジアムでのJ1第28節浦和レッズ戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「リスペクトを込めたライバル関係だと思っています」
8月に岩政大樹監督体制となってから、1勝1分け1敗。新体制後の初戦となった第25節福岡戦は2-0で完勝したが、その後の第26節湘南戦は先制点を奪うも引き分けに終わり、第27節川崎F戦では、リーグタイトルを争うライバルの前に1-2と敗れて勝ち点を手にすることはできなかった。
それでも、岩政大樹監督は「川崎、浦和(次節)と続くこの2試合でどのような試合をするかが、今後に向けての一つの試金石になるところです。そこに僕はチャレンジをする、新しいことをこの段階で始めるということを決断して、スタートをして、川崎戦では僕が選手たちに願っていたような試合をしてもらえたので、次の段階に進む試合になりました」と、前節川崎戦の試合内容を前向きにとらえる。
そして、次節は9月3日に浦和とのホームゲームを迎える。前節の川崎F戦で得た手応えを結果に結びつけ、ホームのサポーターに歓喜を届けたいところだ。
「(浦和とは)リスペクトを込めたライバル関係だと思っています。今回もアジアのファイナリストになりましたが、鹿島とは違う特色を持ったクラブとしてリスペクトしています。なので、それぞれの、そういう文化がぶつかり合うような戦いになればいいといつも思いますし、ピッチ上ではその熱いライバル関係がぶつかり合うような試合になってほしいです」
ホームのカシマスタジアムで3試合ぶりの勝利を目指し、岩政監督率いる鹿島が浦和との一戦に挑む。