8月20日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは岩政監督体制の初陣となった前節のアビスパ福岡戦に2-0で勝利し、リーグ戦では6試合ぶりとなる白星をつかんだ。次は21日に敵地でのJ1第26節湘南ベルマーレ戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

湘南の印象。「戦い方が浸透していて、まとまって戦っている」

 リーグ戦は残り、9試合。前節の福岡戦で2-0と勝利した鹿島は、首位の横浜FMよりも1試合多く消化している状況ではあるが、その勝ち点差を「5」に縮めた。前節より指揮を執る岩政大樹監督の下で再生したチームは逆転優勝を目指し、終盤戦での連勝を目指す。次節は、アウェーでの湘南戦に臨む。

「(湘南は)山口監督になってから一貫したスタイルというか、浸透してきているスタイルがあって、7月は非常に良い状態で戦っていました。ただ、今はちょっと結果が出ない時期にも入ってきているという印象です。いずれにしても、もう戦い方が浸透していて、まとまって戦っている印象です」

 岩政監督はそのように湘南の印象を話す。また、試合会場となるレモンガススタジアム平塚は、鹿島にとっては苦戦を強いられることの多いスタジアムだ。特に湘南がJ1に戻ってきた2018シーズン以降のリーグ戦では1勝3敗。昨季こそ犬飼智也(現浦和)の2得点で勝利したものの、それまでの3シーズンはすべて1点差で敗れている。相性の良くない地ではあるものの、勝ち点3を手にしたい一戦だ。

「湘南は少し試合期間が空いていますので、そんなに直近の試合を見られない状況です。自分たちとしては、まず(新体制での)2試合目ですから、1試合目でできたことを確認して、そこから自分たちが上乗せしていくものを確認し、2週目を過ごしたという感覚です」

 岩政監督率いる鹿島が、湘南の地で2連勝に挑む。


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