川崎フロンターレは7月29日、トップチームの関係者4人が新型コロナウイルス感染症で陽性判定を受けたことを発表した。前日には5人の陽性判定と1人の濃厚接触疑い者が出ている。30日の明治安田生命J1リーグ第23節浦和レッズ戦は、出場条件を満たした選手・スタッフで戦う予定。

上写真=川崎Fで新たに4人が新型コロナウイルス感染症で陽性に(写真◎J.LEAGUE)

濃厚接触疑い者はなし

 川崎フロンターレに新型コロナウイルス感染症が拡大している。7月28日にトップチーム関係者5人が陽性判定、1人が濃厚接触者疑いとして発表されたが、翌29日には同じく4人の陽性判定が明らかにされた。

 4人の概要は次の通り。

・当該者F
 27日(水)夜、喉の違和感があり、28日(木)朝、抗原検査を実施し、陰性判定。同日、咽頭痛と発熱があり、29日(金)朝に倦怠感があり咽頭痛が続いたため、医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断

・当該者G
 28日(木)昼、喉の違和感と頭痛、倦怠感があり、抗原検査を実施し陰性判定。同日の夜に発熱があったため、29日(金)朝に医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断

・当該者H
 28日(木)昼、喉の違和感と倦怠感、発熱があり、抗原検査を実施し、陰性判定。29日(金)朝、咽頭痛があり発熱が続いたため、抗原検査を実施し、陽性判定。同日にチームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

・当該者I
 28日(木)夜、咳が出始め、29日(金)朝に喉の違和感があったため、医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断

 現在、4人は適切な対策のもと療養中で、Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づいて濃厚接触疑い者の特定を行ったところ、今回は該当者はいなかった。

 上記以外のトップチーム関係者(選手、スタッフ)は29日(金)に抗原定性検査を実施し、陰性となったため、トレーニングは予定通り行ったという。心配なのは30日の浦和レッズ戦だが、発表時点では出場条件を満たした選手・スタッフで出場するとしている。


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