7月29日、鹿島アントラーズの広瀬陸斗が練習後のオンライン取材に応じた。16日に行なわれた前節ヴィッセル神戸戦は退場者を出しながらも同点に追いつき、勝ち点1を得た。それから2週間後の30日には、首位を走る横浜F・マリノスとのJ1第23節に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう広瀬陸斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「それが本来の鹿島のあるべき姿」

 2022シーズンのJ1リーグ戦は7月30日に第23節を迎え、首位の横浜FMと2位の鹿島が対戦する。その試合も含めた残りの試合数は「12」。現時点で勝ち点差「5」の両者による、今季の優勝争いの行方を占う大一番だ。

「自分たちは必ずタイトルを獲らなければいけないチームだと思っています。勝利をつかみ取らなければいけません。それが本来の鹿島のあるべき姿というか、優勝争いをできているのはとてもいいことだと思います」

 鹿島に加入して3シーズン目を過ごす広瀬陸斗は、現在のチーム状況について話す。優勝争いに加われなかった過去2シーズンとは異なり、リーグタイトル奪還への期待も高まる今季。シーズン終盤戦に向け、広瀬自身は“古巣”という大きな壁にまず立ち向かうことになる。

「今は順位的に1位と2位を争っているとき。自分たちはこの直接対決に勝たないと、上には行けないと思っています。必ず勝ちたいです」

 左右の両サイドでチームを支える背番号「22」が、鹿島に“優勝”の二文字をもたらすために、古巣撃破に挑む。


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