7月1日、鹿島アントラーズの樋口雄太が練習後のオンライン取材に応じた。J1第17節京都サンガF.C.戦、天皇杯3回戦大宮アルディージャ戦と公式戦2連勝を挙げたが、前節は名古屋グランパスとドロー。2試合ぶりの勝利に向け、次は敵地でのJ1第19節柏レイソル戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう樋口雄太(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「一人ひとりが勝つために戦っていくことで勝利が見えてくる」

 6月26日の前節名古屋戦は引き分けに終わり、7月2日の次節柏戦では2試合ぶりの勝利を目指す鹿島。前節、リーグ戦18試合目にして初めてベンチスタートとなった樋口雄太が、柏戦に向けた思いを明かした。

「柏の印象は、守備が堅いというところです。5バックで守ってくる相手は、僕たちが苦手にしているかもしれませんが、“優勝”というチームの目標を果たすために勝たなければいけません。全員で勝ちにいきたいと思っています」

 この日、チームの主力だった上田綺世の海外移籍も発表された。「綺世の一発で(勝負を)決めてくれた試合は必ずあるし、それでチームが助かった試合は多くある」と、樋口は上田の鹿島での活躍ぶりを称えつつ、今後のチームの戦い方について言及した。

「綺世がいなくなるので、見られ方もすごく変わってくると思います。今まで以上に全選手が高いパフォーマンスを示し、一人ひとりが勝つために戦っていくことで勝利が見えてくる。その勝負に対する意識のところをもっと高めていけたらと思っています」

 仲間とともに頂点を目指す深紅の背番号「14」が、勝利を求めて柏との一戦に挑む。


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