明治安田生命J1リーグが13日、14日に開催された。首位鹿島アントラーズはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦して快勝。2位川崎フロンターレもホームでアビスパ福岡を下して2位の座をキープしている。その他ではヴィッセル神戸がサガン鳥栖を破り、ついに今季初勝利を挙げた。

上写真=2ゴールをスコアし、勝利に貢献した鹿島の鈴木優磨(写真◎J.LEAGUE)

浦和は5試合連続ドローで16位に

 今節は、1位鹿島から8位C大阪まで順位の変動はなかった。鹿島はホームに札幌を迎え、上田綺世の得点で先制すると、鈴木優磨がPKも含めて2ゴールを記録し、前半のうちに3-0とリードを広げた。さらに後半開始早々にアルトゥール・カイキが追加点を決め、4-1で快勝し、首位をキープした。

 鹿島よりも消化試合が1試合少ない2位川崎Fと3位横浜FMもそれぞれ3連勝を飾り、勝ち点を積み上げている。川崎Fはホームで福岡と対戦し、55分に遠野大弥、59分に車屋紳太郎がゴールをマーク。相手の攻撃を無失点に抑えて快勝した。横浜FMは敵地で湘南との試合に臨み、前半に水沼宏太、小池龍太で2点、後半にアンデルソン・ロペス、レオ・セアラがネットを揺らし、相手の反撃をウェリントンの1点に抑えて4-1で完勝を飾った。

 上位とは異なり、下位には変動があった。前節最下位の神戸がホームで鳥栖を4-0で撃破。開始早々にイニエスタ、汰木康也がネットを揺らし、後半にも武藤嘉紀、大迫勇也が相手を突き放すゴールをスコアして、勝利を手繰り寄せた。リーグ最少失点を誇る相手から4ゴール。今季神戸が複数得点を記録したのは2-2で引き分けた9節の浦和戦(2/23)のみだったが、大量得点で今季初勝利をつかみ取り、最下位を脱出した。

 他では『金J』としてホームで広島と対戦した浦和が好機もありながら決め切れず、5試合連続で引き分け。順位を16位に下げることになった。

画像: 先制ゴールを挙げてチームを乗せた神戸のイニエスタ(写真◎J.LEAGUE)

先制ゴールを挙げてチームを乗せた神戸のイニエスタ(写真◎J.LEAGUE)

J1第13節の結果

▼5月13日
・浦和 0-0 広島

▼5月14日
・磐田 2-1 FC東京
得点:(磐)上原力也、鹿沼直生
   (F)アダイウトン

・名古屋 1-0 C大阪
得点:(名)仙頭啓矢

・京都 0-0 清水

・鹿島 4-1 札幌
得点:(鹿)上田綺世、鈴木優磨2、アルトゥール・カイキ
   (札)菅大輝

・神戸 4-0 鳥栖
得点:(神)アンドレス・イニエスタ、汰木康也、武藤嘉紀、大迫勇也

・川崎F 2-0 福岡
得点:(川)遠野大弥、車屋紳太郎

・湘南 1-4 横浜FM
得点:(湘)ウェリントン
   (横)水沼宏太、小池龍太、アンデルソン・ロペス、レオ・セアラ

・柏 0-1 G大阪
得点:(G)ダワン


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