AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っている浦和レッズが27日、グループステージ第5戦のライオンシティ・セーラーズ戦に臨む。F組は現在浦和のほか、セーラーズ、大邱と3チームが勝ち点7で並ぶ大混戦。浦和にとっては決勝トーナメント進出を果たすために負けられない一戦になる。

上写真=グループステージ第5節に向けて必勝を誓った岩尾憲(写真◎AFC)

良い試合をして勝利する(ロドリゲス監督)

 浦和は前節で大邱と引き分けた。今大会の順位決定方法は、勝ち点で並んだ場合に得失点差ではなく、直接対決の成績が優先されるが、現在、浦和はセーラーズ、大邱と勝ち点7で並ぶ。大邱とはすでに2試合を戦い、1分け1敗。そしてセーラーズには1勝。27日の第5節・セーラーズ戦は勝利が必要な状況だ。

 前日会見に出席したしたリカルド・ロドリゲス監督はセーラーズ戦に向け、「良い試合をして勝利すること、さらにその次の試合も同じように戦っていければと思っています。われわれには可能性がありますが、相手チームもいますし、今後いろいろな状況があり得る」と気を引き締めた。

 また、ロドリゲス監督とともに登壇した岩尾憲は、「勝ち点3が非常に強く求められるタイミング。相手の対策もあると思いますが、しっかりとゲームに向けて準備し、心と体の両方をコンディショニングしてベストを尽くすことが大事」と必勝を誓った。

 第1節で対戦した際には、浦和が4-1でセーラーズに勝利を収めた。だが相手はその後、2勝1分け。調子は上向きだ。「どのチームも試合ごとに学んで改善していくと思っています。次の試合は初戦とは違う形になるでしょう。ただ、われわれは自分たちのプレーをしっかりと実行する」と指揮官も意気込みを語った。

 東地区5グループの各組2位のうち、成績上位の3チームにネクストステージ進出の権利が与えられる。仮に大邱が連勝すれば、浦和は2位抜けを目指すしかなくなる。指揮官の言葉を借りれば「いろいろな状況があり得る」。一つでも多くのゴールを奪っておきたいところ。決勝トーナメント進出を目指す浦和にとって極めて重要な一戦は、日本時間今夜20時にキックオフされる。


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