AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージは、4月15日に東地区も開幕。横浜F・マリノスは16日に地元ベトナムのホアンアイン・ザライとグループステージ初戦を戦う。水沼宏太とケヴィン・マスカット監督が前日会見で、アジア王者への戦いに臨む高揚感を語った。

上写真=マスカット監督と水沼宏太が公式会見へ。水沼はイレギュラーなことも「みんなで乗り越えて」(写真◎Y.F.M)

初戦の相手は地元クラブ

 難しい初戦は、全員で乗り越える。横浜F・マリノスが2年ぶりにアジアの頂点への戦いに挑むACL。初戦の相手は、地元ベトナムのホアンアイン・ザライである。高温多湿の環境も彼らにとってはいつも通り。やっかいだ。

「外国人選手が前にも後ろにいて、危険な選手がいることはしっかりビデオを見てわかっています」

 ケヴィン・マスカット監督は相手の分析をしつつ、やはり立ち返る場所はいつも変わらない。

「相手どうこうよりも、自分たちでやるべきことをやっていくことが大事です」

 クラブとしては2年ぶりの参加となるが、そのときのカタールでの集中開催の大会に、水沼宏太は出場している。ラウンド16で敗れたから、その悔しさも携えて参加する。

「僕たちは2年ぶりで、2年前にカタールで戦いました。今回、ベトナムで短期間で6試合を戦うのを前にして、みんなドキドキワクワクな気持ちで来ました」

 日本を代表してアジアで戦う高揚感が、ますます増していく。

「とにかく6試合全部勝つ気持ちで来ていますし、全員で戦うことが求められます。1試合1試合を総力戦としてやっていきたい。こちらに来てからは雨やイレギュラーなこともありますけど、それを楽しみにしてみんなで乗り越えて、明日まずは全力でぶつかりたい」

 日本時間では4月16日の20時キックオフ。横浜FMがアジアの頂点へと進む第一歩だ。


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