4月1日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。ここまでリーグ戦3連勝中のチームは、3月26日のルヴァンカップ・グループステージ第3節ガンバ大阪戦でも勝利を収め、勢いに乗る。4月2日にはJ1第6節清水エスパルス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「リスクマネージメントがすごく大事になります」

 鹿島が強さを見せている。J1第5節湘南戦で逆転勝利をつかんでリーグ戦3連勝を果たすと、代表ウィークに行なわれたルヴァンカップ・グループステージ第3節G大阪戦でも後半に4ゴールを挙げて逆転勝ちし、勢いに乗る。

「(G大阪戦は)すごくいい試合をしたと思います。選手たちはボールを持っているとき、持っていないときに、すごくいいパフォーマンスを示してくれました。求めていることを、みんなが体現してくれたと思います」

 レネ・ヴァイラー監督は満足げにG大阪戦を振り返る。ただし、「もちろん、0-1からのスタートは望んでいたものではない」というように、湘南戦に続いて2試合連続で先制を許す試合展開には改善の余地がある。「ホームでは、こちらがよりアクションを起こす戦い方をしたい」と、あらためて試合の主導権を握りにいくことを強調した。

「アグレッシブに、強く、前からプレスにいくことは、逆にいえばリスクを冒していることでもあるので、そこのリスクマネージメントがすごく大事になります。攻撃時だけではなく、守備のときもチームでまとまって戦わなければいけません。この2試合を教訓にして、0-1から始まらないような状況をつくっていきたいです」

 指揮官はさらなる完勝劇を目指し、深紅の戦士たちと4月2日の清水戦に挑む。


This article is a sponsored article by
''.