12月3日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。今季は4位以下の順位が確定したが、4位でシーズンを終えれば来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる可能性もある。それだけに4日の最終節ベガルタ仙台戦は必勝を期す。
上写真=12月3日、オンライン取材に応じた相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「しっかりと勝ちで締めくくるのはすごく大事なこと」
12月4日、J1リーグは今季の最終節を迎え、4位につける鹿島はアウェーの地で仙台と対戦する。前々節の大分戦で引き分けて順位を5位に下げたが、前節の鳥栖戦で完封勝利を収めて再び4位に浮上。天皇杯の結果によってめぐってくる来季のACL出場権をつかむため、4位の座を死守してシーズンを終えたいところだ。
「今シーズン最後のゲームになります。(ACL出場権獲得は)他力にはなりますけれど、まず我々にできることとして勝ち点3を取って、4位というポジションを確保して、その結果を待てるようにと思っています」
相馬直樹監督の言葉のように、鹿島は仙台戦でも勝利を求める。直近3試合ではロースコアの試合が続いていることもあり、「どうやって点を取るか。切り替わったところというのが、攻撃にしても守備にしても大事になる」と勝利へのポイントについても言及する。
「しっかりと勝ちで締めくくるのはすごく大事なことになると思います。そこに向けて、準備をしてきました」
2021シーズンの集大成を勝利で飾るために、深紅の戦士たちがゴールへと突き進む。