10月23日の明治安田生命J1リーグ第33節でFC東京は鹿島アントラーズと戦うが、この試合は人気サッカーマンガ「ブルーロック」とのコラボマッチ。ストライカーがテーマのこのマンガにちなんで、FC東京の選手に「ストライカー論」を聞く連続インタビュー、第3回はジョアン・オマリだ。自らが止めるべきストライカーは、仲間だった。
画像: いいストライカーとは?
画像: ジョアン・オマリはピッチの中でも外でも笑顔で仲間をもり立てる(写真提供◎FC東京)

ジョアン・オマリはピッチの中でも外でも笑顔で仲間をもり立てる(写真提供◎FC東京)

日本食が活力の源

――センターバックとしては、そうした素晴らしい選手たちを止める必要があります。

JO 一つは90分間、集中を切らさずに仕事をやり続けることだと思います。守る側も集中力を続けることは簡単ではありませんが、先ほども話したように、チームとしていかに守るか、それを続けることが、素晴らしいストライカーを止めることのできる一番大事なものです。

――先ほどもディフェンダーには体が大きくて強い選手が多いという話がありましたが、それを活かして守るだけではなく、ゴールも奪いたいところです。ベガルタ仙台戦(8月25日第26節○2-1)のゴールは素晴らしかったですね。

JO ディフェンスの選手なのでなかなか得点の機会は巡ってこないのですが、浦和戦(9月25日第30節●1-2)でセットプレーのチャンスが2回もあったのに決められず、すごく悔しくて自分が腹立たしい気持ちでいますし、責任を感じています。ですから、次にチャンスが来れば、ディフェンダーであってもしっかり決めてチームの勝利に貢献できるように準備をしています。

――準備という意味では、ここのところずっと試合に出ていますから、調子も良さそうですね。

JO Very good! レバノン代表としてワールドカップ予選を戦って戻ってきたので、時差の面では難しいですけれども、チームのトレーニングに合流していますし、ここまで試合に出続けていますから、状態はすごくいいですよ。

 それに、日本のご飯がすごく合っています。本当に私の活力になっているんですよ!

――それは日本人としてうれしいですね。

JO No.1! 日本の食べ物は本当に素晴らしいです。来日した当初はあまり日本食を口にしなかったのですが、いまでは日本の生活にすっかり慣れて、おそばや天ぷら、焼肉も食べますし、寿司などの日本食もすべて大好きです。ワールドカップ予選で中東に行っていてアラビア料理を食べていましたが、その2週間は本当に日本食が恋しかった! それぐらい自分には日本の食べ物が合っているんです。

――そのワールドカップ予選では、レバノン代表としてイラン、韓国、UAE、イラク、シリアと難敵ばかりと戦っています。そこで得た経験をFC東京にどのようにフィードバックして戦いますか。

JO 予選のため東京を留守にしていましたが、チームが進むべき道は間違っていないと思います。川崎戦(10月2日第31節●0-1)や浦和戦で結果こそ出なかったけれど、川崎戦では数多くのチャンスを作った事実がありますし、名古屋とのルヴァンカップ準決勝第2戦(10月10日○2-1、2試合合計3-4で敗退)でも自分たちのパフォーマンスは出せました。

 ほんのちょっとした部分で結果に結びつかなかったけれど、私もいまワールドカップ予選の経験をFC東京に戻ってプレーで還元したいと思っています。ただ、私一人で劇的に変わるわけではありませんから、チームの一員として貢献していきたいですし、みんなとコミュニケーションを取っていきたいです。

 私がアジア最終予選で感じているのは、楽しむことが大事だということです。サッカーを楽しんで、自分たち自身がプレーする喜びを感じて結果を出せるようにしていきたいと思っています。絶対に勝利して、チームに貢献します!

取材・構成◎平澤大輔

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