現在、J1リーグで3連勝中の柏レイソルで攻守に躍動している一人が、右ウイングバックの川口尚紀だ。4連勝がかかるサンフレッチェ広島戦(18日)を前に取材に応じ、現在のチーム状態と意気込みを語った。

上写真=3戦連続で先発を飾り、3連勝に貢献した川口尚紀(写真◎J.LEAGUE)

この流れを継続したい

 チームは難しい試合をモノにして、3連勝を飾った。前節のFC東京戦では前半早々に細谷真大が挙げた1点をタフに守り切り、勝利をつかみ取っている。3試合連続で先発を飾っている川口も、チーム状態については、「守備の統一や、やりたいことがはっきりしている」と手応えを語った。「一人ひとりの役割がはっきりし、試合に臨めている」ことが大きいという。元来ベースとしている強度や球際の激しさも「少しずつ形になってきた」と成長を実感する。

 次戦は広島とのホームゲームだが、18節の前回対戦では0-1で敗れた相手。リーグ戦デビューのGK佐々木雅士が好セーブを見せたが、敗れることになった。現在、柏の順位は13位で、広島は11位。両チームの勝ち点差はわずかに3。得失点では10点の差があるものの、勝てば勝ち点で並ぶことができる。柏にとってはさらなる上位を狙うためにも重要な試合と言えるだろう。川口も、その重要性を踏まえつつ、「自分たちの力で(順位を)上げることができたので、この流れを継続してもっともっと上を目指したい」とコメントした。

 前回の広島戦をベンチで見ることになった川口は今回、右ウイングバックとしての出場が濃厚だ。3バックの一角担うことも右サイドバックでプレーすることもあるが、より攻撃に関わることが求められる現在のポジションについて「自分は攻撃が好きなので、ゴール前まで絡めるプレーはやっていて楽しいです」と語る。川口のプレーの充実が、ひいてはチーム状態の良化を促し、3連勝という結果につながっていると言えるかもしれない。

「今はチーム全体が一つになって戦えている」

 一丸となって戦って3連勝を実現した柏。連勝をさらに伸ばすためには、右の翼の働きが欠かせない。


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