上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「夏場の連戦のさなか。前回対戦とはまた違う」
8月は公式戦6試合中5試合がアウェーでの試合となったが、5勝1敗で乗り切った。8月28日のリーグ戦前節(第27節)では日産スタジアムで2位の横浜FMに2-0と完勝。その前の第26節清水戦(4-0)に続き、複数得点、無失点での勝利を収めた。リーグ戦での好調を維持し、次は9月1日と5日に名古屋とのルヴァンカップ準々決勝2試合を戦う。
リーグ戦はひと段落となるが、名古屋とのルヴァンカップ準々決勝もまた厳しい戦いになりそうだ。リーグ戦では3月にホームで0-1と敗れ、5月にアウェーで2-0と勝利を奪っており、1勝1敗と互角の戦いを繰り広げている。相馬直樹監督は「お互いに夏場の連戦のさなかなので、強度をどこまで(維持できるか)。前回対戦のような感じとは、またちょっと違う部分がある」と言及し、「細部のところで結果は変わってくる。その意識を持って先手を取りにいけるか。先制点もそうですが、一つひとつの争いのところで受けるのではなくて、自分たちから仕掛けること。それをやれるか、どうか」と勝負のポイントについて話した。
「2試合で決まりますが、まずはこの目の前の1試合にしっかりと集中して、(試合に)入って、戦い、そしてアドバンテージを(ホームに)持ち帰れるような準備をしてきたと思っています」
今季3度目の対戦はアウェーの豊田スタジアムでの一戦。カシマスタジアムでの第2戦を優位に迎えるためにも、まずは先勝を挙げたいところだ。2015年以来6シーズンぶりの頂点を目指し、相馬監督率いる鹿島が敵地に乗り込む。