8月30日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、28日のJ1第27節で2位の横浜F・マリノスを2-0と破った。リーグ戦2連勝を挙げ、次は9月1日に名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝第1戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)

名古屋の攻撃陣を警戒。「どちらのサイドにも速い選手がいます」

 8月28日、アウェーの日産スタジアムで2位の横浜FMを相手に見事な勝利を収めた。荒木遼太郎と上田綺世がゴールを奪い、守備陣もリーグ最多得点を誇る横浜FMの強力攻撃陣を完封して2-0と勝利。第26節清水戦(4-0)に続き、2試合連続で複数得点、無失点の試合を披露した。6試合中5試合がアウェーでの試合となった8月の公式戦を5勝1敗で乗り切り、次は9月1日と5日に名古屋とのルヴァンカップ準々決勝2連戦を戦う。

「ホーム・アンド・アウェーでのアウェー戦ということで、勝ち(を奪うこと)は必ずですが、得失点というところも意識して戦いたい」と、常本佳吾は9月1日に敵地豊田スタジアムで行なわれる第1戦を見据える。「(名古屋は)どちらのサイドにも速い選手がいます。そこを生かした得点が特に多いチームだと思うので、自分のサイドもしっかりやられないように対策したい」と相手を警戒しながらも、より優位な状況でカシマスタジアムに帰還したい考えを明かす。

 9月5日のルヴァンカップ準々決勝第2戦から始まるホーム4連戦を前に、深紅の戦士たちはアウェー連戦最後の試合も勝利を目指して走り抜く。


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