8月13日、鹿島アントラーズの和泉竜司が練習後のオンライン取材に応じた。東京五輪後のJ1が9日に再開し、前節湘南ベルマーレ戦で競り勝ってリーグ戦2連勝を挙げた。6月27日以来のホームゲームとなる8月15日の第24節徳島ヴォルティス戦で3連勝を狙う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう和泉竜司(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「今月、ホームでできる唯一の試合」

 今年の夏はアウェーゲームが続いている。7月11日のJ1リーグ第22節柏戦は敗れたものの、その後は7月24日の第2節(延期試合)G大阪戦、8月9日の第23節湘南戦で1点差の接戦を物にし、2連勝中。そして15日には、7週間ぶりに本拠地カシマスタジアムでの一戦を迎える。

 和泉竜司は「難しい試合でしたが、全員でなんとか勝ち切れました」と前節湘南戦を振り返り、次の第24節徳島戦に向けては「今月、ホームでできる唯一の試合だし、ここでしっかり勝ち続けて天皇杯やルヴァンカップにもいい形で入っていけるように、みんなでいい準備をしたい」と勝ち点3獲得へ闘志を燃やす。

 今季のJ1昇格組の徳島については、「しっかりと後ろからボールをつなぎながら、みんなが連動しながら崩してくるイメージはあります。前線にドリブラーや(DFの)背後を取れる選手がいる」と印象を話す。相馬直樹監督体制の初陣となった前回の対戦ではセットプレーでの決勝点で辛勝したことから、和泉は今回も「簡単にはいかない」と接戦を予想する。

「セットプレーも準備しつつ、それ以外でもしっかり得点して勝てるように。いい相手だと思うので、しっかり勝って終われるように頑張りたいと思います」

 7週間ぶりのカシマスタジアムのピッチで、背番号11と深紅の戦士たちが勝ち点3獲得に向けて突き進む。


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