ベガルタ仙台は11日、DFシマオ・マテと協議を重ね、家庭の事情により、帰国を希望する本人の考えを尊重して、双方合意の上で退団することになったと発表した。2019年に加入し、2年半、仙台でプレーした。
上写真=仙台を退団することになったシマオ・マテ(写真◎J.LEAGUE)
今後どこでプレーするかは現時点で未定
仙台の守備を支え、キャプテンマークを巻くなど文字通りチームをけん引してきたシマオ・マテが退団することになった。クラブ発表によれば「家庭の事情」が理由。2019年は24試合、昨季はケガもあり18試合に出場に留まり、復活を期して臨んだ今季は思うように試合に絡めず、6試合の出場に留まっていた。本人は、さらなる出場機会を求めていたという。
「ファン、サポーターのみなさまに、たくさんの幸せをいただけたことに、感謝の気持ちを伝えたいです。仙台の初日から、私たち家族は温かく迎えていただきました。ベガルタ仙台ファミリーの一員になれたことを幸せに思います。
最後までみなさまと一緒に戦うことができずとても残念ですが、チームが目標を達成できることを祈っています。2年半、本当にありがとうございました。カニマンボ(ありがとう)」
今後、プレーするクラブについては現時点で未発表となっている。
■シマオ・マテ(SIMAO MATE)
・ポジション:DF
・背番号:23
・生年月日:1988年6月23日
・身長/体重:180cm/78kg
・出身地:モザンビーク
・経歴:クルーベ・フェロヴィアリオ・デ・マプト(モザンビーク)→ パナシナイコス(ギリシャ)→山東魯能(中国)→レバンテ(スペイン)→アルアハリ(カタール)→ベガルタ仙台