セレッソ大阪DF瀬古歩夢が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の前日会見に登壇。グループステージ首位通過につながる勝利への意欲とともに、帰国後に参加する東京五輪への意気込みも語っている。

上写真=タイでの5試合目に向けて練習を消化した瀬古(写真◎CEREZO OSAKA)

「良い準備ができると思っている」

 前節までの4試合で3勝1分け、グループJの首位につけているC大阪は、6日の第5節で広州FC(中国)と対戦する。瀬古は「勝ちにこだわる。首位通過するためには勝たなければいけない」と、あらためて勝利への意欲を口にした。

 勝ち点10のC大阪は2位以内が決まり、残り2試合は首位通過を懸けた戦いとなる。国内リーグとの兼ね合いで主力が参加していない広州FCは前節まで4戦全敗、まだ1得点もしておらず、C大阪としてはしっかり勝ち点3を取っておきたい相手。瀬古は「疲れもありますが、良い準備ができると思っている」と自信をのぞかせた。

 帰国後に参加する東京五輪への思いも語った。当初はバックアップとして帯同するはずだったが、コロナ禍の特例で登録枠が広がって正式メンバーになっており、「自国開催なので、出たい気持ちはあります。メンバーの枠が広がったことで、光栄に思う」と意気込んだ。

 中2日の6連戦という過密日程で、第1節と第2節はフル出場、第3節は後半の45分間プレーし、前節は控えで出場機会がなかった。帰国後も東京五輪が控えており、疲労の影響が心配されるが、「試合を重ねるごとに成長していると実感している。中2日という選手としてはきつい状況ですが、非常に楽しくプレーできている」とコメント。「日本に帰っても楽しくプレーできたら」と意欲的に語った。


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